シンガポール・ドル（SGD）プロファイル

シンガポールドルの利用者

シンガポールドルは、東南アジアに位置する島国であるシンガポール（正式名称：シンガポール共和国）で使用されています。

シンガポールは1819年2月6日に建国され、100年以上にわたりイギリスの貿易拠点として存在しました。シンガポールは1963年8月31日にイギリスから独立し、同年9月16日にマレーシア、サバ、サラワクと統合して新しいマレーシア連邦を形成しました。しかし、シンガポールは1965年8月9日にマレーシア連邦から分離し、独立国家となりました。

シンガポールドルの歴史

シンガポールドルは、1967年のマレーシアからの独立時に導入されました。ブルネイドルとの交換レートは1:1であり、両通貨は互換性があります。

シンガポールドルは当初、英国ポンドスターリングとの交換レートが7GBP＝60SGDで固定され、その後1970年代初頭に一時的に米ドルに変更されました。1985年からはシンガポールドルの変動相場制が導入されました。2013年2月28日時点での米ドルとの交換レートは1USD＝1.2371SGDです。

シンガポールドルの硬貨と紙幣

シンガポールドルは100セントに分割されています。

現在流通している硬貨は5セント、10セント、20セント、50セント、1ドルの各額面であり、紙幣は2ドル、5ドル、10ドル、50ドル、100ドル、1000ドルの各額面があります。